30代は高齢妊娠って本当?
高齢妊娠とは、日本では「35歳以上での初めて子供を出産すること」と定義されています。
世界で見ても「35歳以上での初めての出産、または40歳以上での2人目以降の出産」としています。
つまり35歳に1つのボーダーラインがあるわけですが、これにはいくつかの根拠があるのはご存じでしょうか。
原因1 年齢による妊娠力の低下・卵子の質の変化
特に女性は特に35歳を境に卵子の質が変わります、これは妊娠を意識するうえで重要な指標になります。
原因2 紫外線や大量の飲酒、喫煙、睡眠不足などによる細胞の酸化ストレス
紫外線や電磁波などの外的要因や喫煙や寝不足など生活習慣によって日々細胞はストレスを受けています。
そこで生じる活性酸素は卵子にダメージを与え、受精・発生障害を引き起こすとされています。
原因3 肥満ややせすぎなどの身体的特徴がある
太りすぎはホルモンバランスを崩してしまう原因になります。
また、糖や脂質の代謝異常を引き起こして無排卵になることや、妊娠したときに妊娠糖尿病や妊娠高血圧になるリスク もあります。
一方で過度なダイエットなどでやせすぎてしまうと、脳が「栄養不足」と判断して排卵を止めてしまい、体重減少性無月経になるリスクがあります。